過去ログ - 【安価】エレン「オレが最強の兵士に?」アルミン「家族になりたい」3【育成】
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/30(木) 05:30:48.09 ID:+HT0fDRq0
「ルールによれば、俺はお前らの命も背負ってることになる。
だから、最初に俺の意見を言っておく」
先程までとは違う真剣な表情に、紗羅はごくりと息を呑んだ。
麗の発言に横槍を入れることが多い健太も沈黙し、じっと麗を見ていた。
「ま、教室出る時にも言ったけどな。
俺は、こんなモンには乗らない。
俺は俺のやりたいようにやる」
「やりたい…ように?」
もみじが言葉を反芻し、じっと麗を見つめて返事を待つ。
「ああ、やりたいようにしてやるよ。
チームが違うから敵だとか、そんなの馬鹿馬鹿しいったらないだろ。
だから、咲良たちと合流する。
咲良と奨と瑠衣斗と撫子は同じチームだと俺は見てる。
こっちがこの4人だしな。
ま、アイツらがチームだろうがバラバラだろうが、そんなことも関係ないけど。
とにかく、アイツらが出てくるのをここで待ちたい。
お前らは、どうだ?」
「そんなの、反対する理由ないじゃん、あたしは麗に賛成」
紗羅は即返事をした。
そう、それでこそ紗羅のヒーローだ。
麗はプライドが高くゴーイングマイウェイで自己中心的で傲慢で超俺様な性格で――麗と深く付き合っていない者ならそう思っているかもしれない。
それは間違ってはいないのだが、麗はそれだけの男ではない。
それだけの男なら、これ程までに惹かれはしない。
紗羅が麗に惹かれるのも、もみじが異常なまでに麗を崇拝するのも、健太が文句を言いながらもずっと麗と一緒にいるのも、全ては麗が仲間を大切にする人だと知っているからだ。
仲間を認め、信頼し、自分の誇りとする――麗はそういう人なのだ。
「俺も賛成。
『今頃どうしてるだろう』ってやきもきするより、傍にいてくれた方が安心できる」
健太も同調した。
まあ健太のことだから、頭の中は彼女の上野原咲良(女子二番)のことで一杯で、とにかく咲良に会いたくて仕方がないのだろうけれど。
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