過去ログ - まどか「ネコみたいなのを飼うことになった」
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2014/03/30(日) 16:32:44.09 ID:8PsapEBj0
〜マミ〜
こんなに人と話したのはいつ以来だろう。
友達とは出来ない話ができて、とてもこの時間が有意義で、心地いいものだと思った。
マミ「鹿目さんが……そうなんですか?……んん」
眠気を感じ私はまぶたをこすると、おじさんはにっこりと笑った。
知久「そろそろお開きにしようか」
立ち上がり私に背を向ける。
マミ「え?」
わたしは辺りを見回した。
そういえば、わたしは毛布をもらっているが、他に暖房器具といえば今もゆるやかに燃えている暖炉ぐらいしかない。
おじさんはどこで寝るんだろう?
知久「薪はまだ十分にあるみたいだからね。 僕は火が消えないように見張ってるよ」
マミ「おじさんは寝ないんですか?」
知久「一晩ぐらいなんてことないよ。これでも、三徹したことがあるからね」
マミ「わ、わたしも起きてます!」
知久「大丈夫。それに昨日はバスの移動で、疲れだって溜まっているだろう? ゆっくりしなよ」
でも、なんというか……。
おじさん一人に火の番をさせるのは申し訳ない。
ただでさえご飯を食べさせてもらっているというのに。
マミ「おじさんだって、バスで疲れてるはずですよね?」
知久「気にしなくていいよ。それとも、寝顔が見られるのが恥ずかしかったりするのかな?」
マミ「そ、それは……」
考えてなかったが、わたしが寝たら――たしかにそういうことになる。
もしかしたら、さっきわたしが気絶していた時もずっと。
顔が熱くなるのを感じた。
マミ「やっ、やっぱりわたし起きてます!」
知久「そうかい? ふふふ。じゃあもう少し一緒にお話でもしようか」
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