過去ログ - ユミル「雪山訓練の後」クリスタ「ちょっと仲を深めました」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/30(木) 23:18:00.54 ID:XMMZm2AR0
やっぱりまだ、ちょっと続けます。書き溜めなしです。


※クリスタはユミルと一緒のベッドに寝てます




「おまえ、もし巨人がいなかったらって考えたことある?」


「ないけど……」


「いなければいいとかは?」


「いなければとは違うけど……生き残るためには倒さなくちゃいけないよね……」


「そうか……」


クリスタがもぞもぞとこちらを振り向く。


「でも、いなかったらこうやってユミルに会うこともなかったって考えたら……」


「巨人に感謝しなくちゃって?」


「そういうつもりはないんだけど……ユミル、どうしてそんなこと聞くの?」


「ちょっとな」


クリスタはまだ何か聞きたそうにしていたが、私は目を閉じた。急激に眠気が襲ってきた。同時に、左手が温もりに包まれる。


「ユミル、手、冷たいね」


お子様はまだ寝る気配はない。


「んー……」


返事も億劫になってきた。


「誰かにお説教されたのも初めてだったの……」


「そ………」


何を言ったのだろうか。もう限界だ。


「こんなに優しくされて……好きにならない方がおかしいよ……ユミルの鈍感」




次からクリスタ視点になります。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
15Res/10.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice