過去ログ - エド「俺たちが助けるんだ!! そうだろ!?」 上条「・・・おう!!」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/06/03(月) 23:34:20.69 ID:vjo1IPu80
はぁ〜はぁっ、・・・。」

正に地獄だった、と言えるだろう。
上条の頭には幾重にも重なって咀嚼の跡が、エドは二人から地図(の残骸)を死守するために金髪は振り乱れ、みごとな赤のマント(らしいもの)に至っては、「全然美味しく無いんだよ(泣)」と素晴らしい感想をいただいていた。
インデックスはまだ怒りが収まらないのか上条のへそくりポテチ(一袋98円)を既に3袋も消費し、まだ手をつけようとしている。

「俺の威厳を示すためのブツがぁ〜。」

「いやそれ上条さんの私物だからね!? 世界史と地理どうしましょうかああもう不「なになに? 地図がどうしたの?」

「いやこいつに俺の国を見せてやろうと、あとここから俺の国がどれだけ離れてるのか確認しようとしたんだが。まあお前・・・、インデックス? のせいでそれも出来ねぇけどな。」

「それなら私が世界地図書こうか? 5分ほどお時間頂戴なんだよ」

「おっ!? マジか、頼む頼む。」



「あれですか、今日は上条さんを無視するのがデフォルトなんですかそうですか(泣)」

机の上に無造作に置いてあるペンに手を伸ばし、インデックスは目の前の紙の裏に地図を書いていく。
完全記憶能力は伊達ではないのか、訂正の余地は見当たらない。
実はこの紙、上条の補習プリント(子萌「月曜までにやってこないと追加で補習ですよぉ〜」と寮の前で渡された)なのだが、本人がそれを自覚するのはもう少し先の話である。

5分後、エドの眼前には見事な世界地図が広がっていた、のだが、エドの顔には困惑の感情しか見えない。

「おい、インデックス。」

「なに?」

「これが本当に世界地図、なのか?」

「書き記す方法に違いはあるかもしれないけど、これ以外を世界地図という国を私は見たこと無いんだよ。」

「どういうことだよ、アメストリスどころかシンもねぇ。それどころか、これが本当に世界地図? 全く見たことのない国しかねぇじゃねえか・・・」

皆さんはもうご存知であるだろうが敢えて言っておこう。


エドのアメストリス、上条の学園都市。これら二つは同じ世界には存在していない。
俗に言う、"平行世界(パラレルワールド)"である。


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