過去ログ - エド「俺たちが助けるんだ!! そうだろ!?」 上条「・・・おう!!」
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[saga sage]
2013/06/03(月) 23:41:35.07 ID:vjo1IPu80
「・・・おい、なんだ今の。お前はなんかとんでもないペットでも飼ってるのか?」
「うちには人畜無害な三毛猫しかいませんよ。魔術師か? だとしたらまずいな。」
「魔術師? お前今魔術師って言ったのか?」
上条は迷っていた、魔術師のことを彼に説明するのは非常にまずい。
彼の頭にある案は2つ。
1:二人を連れて逃げる。
2:二人をここにおいて自分で対処しに行く。
(2人を連れて逃げるのはやっぱ難しいよな。でもおれがここから離れたとして、ここに魔術師が来ないとも限らないし、どうする?)
沈黙(とはいっても数秒だが)をやぶったのはエドの方だった。
「おい、何考えてんだ。行くぞ。」
「は?」
「は? て、あの音の元凶をブッ潰しに行くに決まってるだろ。」
「いやでも、実はあれはもしかしたら・・・。」
「あ〜、悪い。お前が何を抱えていて、そしてお前の言う魔術師ってのが関係しているのかもしれないってのも分かる。ただな、」
「さっき窓の外から見えたあの光は、錬成反応だ。錬金術はこっちの領分、行かせないっていう顔してるけど、俺は行くぜ。」
「・・・はあー。分かった、行こう。インデックス、少し待っててくれ。すぐ帰ってくる。」
「嫌なんだよ!!」
彼女は拒否する、彼の身を案じているがゆえに。
予想はしていたのか、上条の顔に驚きの感情は見えない。
だからこそ、慎重に言葉を紡いでいく。
「すぐだ、すぐ帰ってくる。絶対に怪我しない。それに」
ただし・・・
「もうインデックスにかまれてボロボロだしな。」
慎重に選んだ言葉が、感情を逆撫でないとは限らない。
なにかが切れる音がした。
「わかったんだよ、早く行ってくるんだよ(棒読み)」
「あのぅ、インデックスさん? 何故に笑顔が乾いているのでしょう?」
「あーもうっ! 早くいくぞおらぁ!」
2人の少年は、闇に向かって赴きだした。
彼らを待つものは、はたして・・・
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