過去ログ - 一夏「……銀髪にしたいな」
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18:スレタイを思い出すといいよ
2013/06/03(月) 22:22:29.79 ID:X/Gt/a/P0

 ──さらに三〇分後

一夏「…………」キンキラキラリーン

店員「いやー見事にまっきんきんになりましたねー」

店員2「次のブリーチいきまース」

一夏「!?」

一夏「ちょ、ちょっと待ってください」

店員「どうかなさいましたか?」

一夏「いったいいつになったら銀色に“染まる”んですか! もう金ピカでボサボサじゃないですか!」

店員「ええ、ですから銀色を入れるためにもまずは脱色しないと」

一夏「……はい?」

 一夏は知らなかった。黒髪いきなり銀色にすることはできないのだと知らなかった。
 髪の毛に色を入れるにはなるたけ白に近い色合いの方が、希望の色に染まりやすい。
 ゆえにブリーチにより髪の毛のキューティクルおよび内部に無理矢理ダメージを与え、黒の色素を抜く。
 そうして色が抜けたところに色を入れるわけだ。
 そしてそれがシルバー──白に近い色合いということは、当然に過度の脱色行程を踏まなければいけない。
 単純に考えて、白は黒とは正逆の色調である。それは多少無謀なブリーチが必要であろう。
 街で見かける奇抜なカラーリングの方々。彼らの髪が痛んでるのはブリーチによるダメージのものである。
 それを知らなかった。


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