14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/03(月) 23:50:14.37 ID:pG0rEEGC0
「さて、頑張ってこいよ」
ちょっとやり過ぎただろうか。そう思わないでもないけど、まぁ勢いはついただろう。
「何だ、今日は挨拶についてきてくれないんだ」
憮然としながら車から降りかけた凛が少しつまらなさそうに言う。
「悪い。これからC局に迎えに行かなくちゃいけなくてな」
「C局……あぁ、そっか。この時間だと、肇だ」
ふんっと鼻を鳴らしながら俺の事を軽く睨んだ凛は、
「その顔やめろ。普通の送迎だよ」
「知ってます!」
俺の言葉に、べっと舌を出して見せてから、車を降りてさっさとテレビ局の中に吸い込まれていった。
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