19: ◆aZDE4ZlPmtF7
2013/06/04(火) 22:14:13.63 ID:42CV2pYc0
ガラガラッ
鈴「糞ブタがダルマだぁ!」
シャルロット「り、鈴!?」
セシリア「鈴さん、病院ではお静かに」
ラウラ「そうだぞ鈴、シャルロットの怪我に響くだろ」
シャルロット「セシリア……ラウラ……」ガクガクブルブル
鈴「震えてんのこいつww」
ラウラ「シャルロットよ…まぁそう身構えるな」
セシリア「今日はわたくし達、あなたと仲直りしたくてきましたのよ」
シャルロット「…な、なかなおり?…」
鈴「そうよっ!感謝しなさいよ、セシリアがもうあんたをいじめないっていってんのよ」
シャルロット「……ど、どうして…?」
鈴「どうしたも糞もあるかぁぁぁぁぁ!ブタブタブタ!素直に頷けこのぉおっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ラウラ「やめないかっ!もう私達はそういうことはしないって決めただろぉ、シャルロット、今まで悪かったな」
鈴「ハッ!…まぁ3人の話合いで決めたことだしね…これからは手を出さないでやるよ!」
セシリア「そういうことですわ、シャルロットさんわかりましたか…」
セシリア達の言葉にシャルロットは困惑していた。ラウラと鈴にいじめを受け始め、いじめを心配し、助力すると言ったセシリアは実はいじめの主犯格だった。
それが今、突然やめると言われた。言葉が理解できない。シャルロットは自分が一体なんなのか。ゴミクズでも扱うように吐いて捨てられる存在。そんなものしか今の自分を象るものを想像できなかった。
シャルロット「(僕は…一体なんなの?……そんな…僕って…意味のないものなの…存在しちゃいけないものなの……セシリア達は「もうやめる」って言った…僕はいつか元に戻れるって…心のどこかで信じてた……
もうやめるってことは……いらなくなった…ってこと…な…の…ともだちじゃ…なか…った…の…)」
鈴「こんな場所はさっさと出て一夏に会いに行こうよ!私そんなに暇じゃないのよ」
セシリア「わかってますわ。それじゃシャルロットさん、ごきげんよう」
セシリア達は出て行った。一体何をしにきたのか、シャルロットはいまだに理解が及ばなかった。
シャルロット「(セシリア達は謝って?…来た……でも…どうでもいいんだ…僕も…部屋を片付けるときに…なにか…どうでもいいインテリアの配置かなにかで迷ったりする…
セシリア達は…多分…そんなどうでもいいインテリアの配置を…ただ…自分の納得する形にしたかっただけなんだ………僕は…そんなどうでもいいもの…なんだ…)」
シャルロットは自分が今始めてどういう存在でどういう扱いを受けてきたのか、理解しようとした。しかしそれが何を意味し、これからどういう事をすべきなのか、それを考えたくは無かった。
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