過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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131: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/19(水) 20:31:29.81 ID:yeR6bw810

「よっと!――――――――――は!――せいやぁ!!」

セイバーはバーサーカーを頻りに叩いた。
バーサーカーの動きは攻撃を受けるごとに鈍って行くし、セイバーは戦うほどに相手のパターンを掴んでいく。
剣運びはより軽快なものとなり、コンボを繋ぐ余裕も出てきた。

「■■■■■■■■■■■■―――――――!!」

重い拳の振り下ろし。
相変わらず一撃でも喰らったら致命傷を負うような威力であることに変わりはないが、速度を失ったそれはセイバーにかすりもしなかった。

「このまま続けたら、きっと正気を取り戻すと思うんだ――!」

確信を持ってそう言い切った。
それが特殊な経験から来る言葉なのか、それともただの勘なのかは本人もわかっていない。
だけどそれでも、根拠なんてなくても信じて突き進むこと。
信じれば、叶わない思いなんて―――無い!

「――――――――――――ラストアルカナム!!!」

勢いを剣先に乗せた刺突。
バーサーカーの巨体が、わずかに地を離れた。

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――――――――――!!」

しかし、それで終わりではない。
刺突の動きに残心をせず、回転するように大きく飛び上がる。
振りかぶったセイバーの剣が、バーサーカーの額を―――撃つ。

「―――――――――――――――――ジ・エンド!!」

一際大きな音が響く。
バーサーカーは、その巨体を地に落とされた。




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