過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/04(火) 19:58:59.80 ID:TJV6wJcK0
間桐邸[玄関]
「『ただいまだぜ桜ちゃん。』」
「あ、お帰りなさい球磨川さん。用事はもう済んだんですか?」
わたしは料理を一旦切り上げて、玄関まで球磨川さんを出迎えに行く。
こんなことをしていると、まるで夫婦みたいだ。
「『済んだもなにも、ただくっ喋ってきただけだからね。それでもまだ午前中か、確かに早く終わったな。』」
「確か、お友達と会っていたんでしたっけ。何をなさって来たんです?」
「『嫌がらせとかすっぽかしとかかな。本当はこの後も用事あったんだけど、桜ちゃんをあんまり独りにしとくのも忍びなくてね。』」
「『まあ、その用事ってのが至極面倒な用事だったというのも理由の一つではあるんだけど。』」
「へえ。詮索はしませんけど、あまりにも手に負えないようなことでしたらわたしにも相談してくださいね?」
「『ははは、大丈夫だよ。』」
「『この僕に限っては、「負えない」なんてのは皮膚呼吸よりも難しいことだぜ?』」
「ふふ、そうですか――――――あ、もう少しで昼食出来ますから、球磨川さんはテーブルで待っててくださいね?」
「『了解。期待して待ってるね。』」
念のため二人分作っておいてよかった。
こういう所でしっかり帰ってきてくれるというのは、存外嬉しいものだ。
「『―――――――桜ちゃん――――――随分と、幸せそうだな―――――――』」
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