過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/29(土) 21:15:07.04 ID:4vsO30qY0
その光景を前に、愕然とする。
アサシンは俺たちを守る使命があるからだろう、怒りに拳を振るわせながらも、その戦いを見届けている。
遠坂はセイバーがやられたからか、口元を押さえていた。その目には涙が浮かんでいるようにも見える。
俺は正直、恐怖で体が動かなかった。
いまは『甘い思い出』ではなく『王国の絆(キングダムチェーン)』を投影しているが―――
こんなものが、役に立つとは思えなかった。
「あー、スッキリしたわ。久々に暴れたぜ」
ハザマはイリヤに向かって歩きだした。
ヴァッシュもセイバーも、動ける状態では、とてもない。
「――――おい、アサシン。俺は正直、いまお前と戦いたくは無え。ここでスルーしてくれるってんなら、この死体一歩手前の二体を見逃してやってもいいぜ?」
「―――――おのれ、ふざけたことを……!」
アサシンが唸る。その声には怒りが込められていたが、しかし状況は分かっているようだ。
気持ちだけで判断していいことではないし、第一、同盟関係にあるサーヴァントの命が掛かっているのである。
それを易々とないがしろにできないのが、この男だ。
「いやぁ、俺は意外とマジだぜ――――――よっと…」
ハザマが、気絶しているイリヤを担ぐ。
いくらハザマが細身でも、イリヤの体型なら苦もないだろう。
しかも、ハザマが体型通りの腕力だとは限らない。
先程ヴァッシュを、鎖ごしとはいえあそこまで振り回したのだから。
「お主、イリヤ殿をどうするつもりでござるか!?」
「あん?そんなもん、聖杯にするに決まってんだろボケが。もう暫くしたら自我も失うだろうしな」
どういうことだ―――?
聖杯にする?自我を――失う?
――――――――――――――――――――――――――いいのか?
ここでこいつを見逃してしまって、それでいいのか?
俺は――――――
1、ハザマを止める。
2、ハザマを見逃す。
安価
>>215
>>207
まさか当てられるとは……
ここまで
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