過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/06(木) 20:49:00.17 ID:NRoJz5Hd0
「………っ!!」
――――回避のタイミングを完全に見切られていた。
極星十字拳を使ったのは、まだ4回。
アサシンは、その回数でライダーの癖やリズムを把握したとでもいうのか―――
「よもやそこまで出来るとはな―――!!極星十字拳の歩法をこうもはやく見切るか!!」
「見切ったわけではござらんよ。ただ、今の拙者に出来る最速で対応しただけにござる」
となると、現在お互いの最高速度は拮抗していることになる。
―――――ライダーは思案する。
目の前の敵は、思った以上に達人だ。
まともな拳ではないとはいえ、ライダーを圧倒してきた。
現在の速度で同等だというならば、さらに速度を上げる他ないだろう。
――――――――――――――――――――聖帝の拳は、速度と力の拳である。
―――――アサシンは考察する。
相対する武人の力量の限界は、まだまだ先にあるのだろう、と。
あくまで己の肉体のみで戦い抜く姿勢には、敵ながら天晴だ。
ならばその全力を、自らの全力で引き出さずになるものか。
――――――――――――――――――――とっておきの奥義でいざ、尋常に!
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