過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/07/03(水) 19:48:09.61 ID:Fh382LeH0
アインツベルンの森[中央部]
「チッ!なんで僕がお前らに付き合って歩かなくちゃいけないんだ!」
「仕方ないではござらんか。拙者が抜ければ士郎殿と凛殿を守る者が居なくなってしまうのでござるからして」
「うるさい!そんなことわかってるっつーの!僕の怒りは理屈じゃないんだよ!」
衛宮の先導で、僕たちは森の中を歩いていた。
アサシンが走れば30分、『あの状態』なら5分で衛宮邸に到着するのに、もどかしい。
イリヤスフィールと僕を担いでならなんとか可能だったが、流石のアサシンも三人はきついらしい。
キツイというより、腕が二本しかないという人間の構造上二人しか担げない。
アサシンにしがみつくくらいではすぐに振り落される高速だ。
「クソ、二往復…いい案だと思ったんだがな……」
しかし二往復だと、少なくともアサシンが居ない一時間の無防備状態が両サイドに生じてしまう。
その上、現在殆ど唯一戦えるアサシンを疲労させてしまうので、良く考えたら得策ではなっかた。
「まあ良いじゃないか、慎二。この帰り道で、ヴァッシュ達も多少回復するだろうし」
「そんなもん多少だろうが」
「もういいわよその話は。いますべきことは今後について考えることと、前へと足を進めること」
――――――……まあ、遠坂の言う通りなのだが。
なんだろう、僕がお前らに合わせてやっているんだぜ?
態度おかしくない?
「先ずは、そうね。―――イリヤについて。助けるか助けないかを決めましょう」
「なに言ってるんだ遠坂。そんなの、助けるに決まってる」
「……彼女は聖杯の器よ、士郎。彼女を助けるということは即ち―――願いの放棄を意味するわ」
……聖杯を使うことで、イリヤスフィールの存在を使い果たしてしまうってことか。
願いの―――放棄、ねぇ………。
僕の願いと言ったら、あれか。
魔術回路が欲しいとか、そんなところになるのか。
――――――魔術回路――――――イリヤスフィール―――――――
そうだな、僕は―――――――
1、自分の願いを叶えたい。
2、命を奪うほどの願いじゃないか。
3、両方なんとかなる方法はないか?
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