過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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3: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/04(火) 20:00:28.76 ID:TJV6wJcK0
教会[中庭]


「さて、と。―――――上がって来たは良いものの……」

ここは敵地のド真ん中だ。
僕一人でも生き延びられるか怪しいというのに、イリヤスフィールという、言ってしまえば足手まといを比喩じゃなく抱えている状況は非常にまずい。
鎖さえどうにかできれば多少違うんだろうが―――。

「イリヤスフィール、一応訊いておくけどさ。令呪でバーサーカーを呼び寄せたり出来ないよな」

「―――…出来るかも、しれない、けど……その後が、大変、よ…―――――少し、でも…令呪を、使え、ば……バーサーカーを、制御…出来ない、かも…―――――」

「そうか。――――――まあ当然だな。バーサーカーに頼れるとは元々思っちゃいないよ」

バーサーカーは、このイリヤスフィールでさえ特別使用の全身令呪でやっと制御しているらしい。
まあ確かに、あんな見るからに化物なサーヴァントだからな。そのくらいで制御できるだけマシか。
……僕なら、召喚した瞬間に枯れ果てていただろうことは想像に難くない。

アサシンは現在、ライダーと戦闘中だ。
耳を澄ませば微かに破壊音が聞こえる。
合流しても役立たず、というか、ぶっちゃけ邪魔だろう。
迷惑をかけるわけにはいかない。

「裏口か何かがあればいいんだけどな……。真相が明らかになった以上、もう言峰に用はないし――――――」

さて、どうしようか。
実はさっきの地下室、まだ見聞出来そうなところはあったんだよな。
腐臭の漂ってくる通路とか、あまりにも不快過ぎて近寄る気にもならなかったけど。
しかし地下に言峰がいないのは確実なので、アサシンの戦闘が終わるまであそこで待つというのも有りか……?
――――いや、しかし、こんな状態のイリヤスフィールを放っておくのもどうだろうか。
やはり、裏口でも探してみるべきかな―――――。


1、裏口でも探すか。
2、地下室で待とう。
3、あえてアサシンの戦闘を覗いてみるか

>>5


ここまで
ペースも前スレと同じくらいでやってくつもりだけど、今後どうなるかはわからん


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