過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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30: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/07(金) 20:11:13.80 ID:9nFTTN/A0
その性能差がもたらす戦況はこうだ。

「―――――《疾く!》――《熱く!》――《忍べえええ!!》――――《限界を!》――――《越えろおおお!!》――」

アサシンがライダーの周りを回る。――――勿論そこには空中も含まれるため、四方八方どころではない。
最早、それがアサシン本体なのか残像なのかすらわからないほど。
機動力において圧倒的なアドバンテージを誇るアサシンの取った戦法は、光速移動からの正々堂々とした奇襲である。

「―――――――このタイミングでござる!!」

ライダーの左側――――低い姿勢からの肘打ち。
この攻撃を繰り出すまで、ライダーはこちらを視認出来ていないはずだが――――――――――――敢え無く打撃はふり払われる。

「―――――温い!―――でりゃあ!!」

―――――――ライダーはアサシンが攻撃を仕掛けてからだろうが、問題なく攻撃を打ち落とせる。
鳳凰呼闘塊天は反応速度さえ上げているのだ――――攻撃を繰り出す速度が依然と大差ないのでは、いくら疾くとも意味はない!

「――――はあっ!!」

足刀。身を屈めているアサシンの首を刈るには丁度いい。
攻撃直後の隙――――――そこを狙って斬撃を繰り出す。

「――――――回避ぃ!!

しかしアサシンもそう簡単にやられは。
機動速度で攻撃の隙さえも無理やりに潰し、――――本来ならば悪手である空中へと逃れる。

「――――空中は拙者の領域にござる!――――さあ、次こそは決めてみせようぞ!!」

「フハハ!何度挑もうと同じことだ!!貴様は、この聖帝に二度と拳を当てられぬ!!!」



『萬駆風林火山』が究極の先手必勝ならば、対応する『鳳凰呼闘塊天』は完全なる後の先。
展開は再び拮抗し、硬直する――――――。




ちょい少ないがここまで



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