過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/07/10(水) 21:21:40.61 ID:MZh5sDOy0
衛宮邸[脱衣所]
「遠坂ー。風呂が空いたら慎二に……―――――」
「―――!!―――…死になさいっ!!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「………慎二。上がったわよ」
「わかった。―――……あー…、衛宮はやらかしたんだな…」
遠坂は死体のようにぐったりした衛宮を引きずっていた。
「やらかしたんだな、って。そこまで分かってたのなら忠告くらいしなさいよ」
「したよ。死ぬなよと言っておいた。……見る限り死にかけてるが……。…殴って人を気絶させるとか凄まじいな」
「………」
「おい、なんだよその間。――――――……まさか遠坂、お前…」
「―――――――――…………ええ、そのまさかよ。…魔術で攻撃したの……」
「……宝石は?」
「………割れたわ……」
なにやってるんだこいつ。
宝石をむやみやたらに使い過ぎだろ。
魔術的にもだが、金銭的に勿体ないにも程がある。
どんだけ贅沢なツッコミだよ。
「いやそんな事より、そもそも脱衣所にいて魔術で攻撃出来ること自体おかしいだろうが。宝石と一緒に入浴してんのかよ」
「……そうよ、悪い?戦争中なんだから用心するに越したことはないでしょう?」
「…それをテンパって使うようじゃ意味ないだろ……」
この場合、用心するべきはむしろ僕達だよ。
お前の一挙一動に用心しなくちゃいけないよ。
「……ていうか慎二、あなた士郎の心配はしないの?」
「衛宮なら、死んでないなら何とかなる。明日の朝には起きるだろ」
「…そんなに適当で大丈夫なのかしら……」
「いや、元はと言えばお前のせいだからね?」
「……いや、覗いた士郎が悪いわ。そこは譲れない」
「………そうかよ。じゃあ僕は風呂に入ってくるから」
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