過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/07/13(土) 22:43:36.52 ID:xrhU5TD70
「山道から遠坂、衛宮。正面から僕とサーヴァント全員が得策だと思う。……別に保身のつもりはないぞ」
寧ろ、こちらのルートだと確実にハザマに遭遇することになるため死亡率は相当に高い。
例の三人目が人間ならば、言峰かそいつ…もしくは両方が山道に待ち構えている可能性もあるが、そもそも山道には決まったルートがないのだ。
遭遇するという場合は極めて稀だろうし、相当運が悪くなければ問題ない。
一人が聖杯降霊の儀式を行うのならば、エンカウント率はさらに下がる。
「『細々と言い訳じみたことを考えているみたいですけど、それはあくまで仮定の話でしょう。』」
「『エンカウント率がいくら低くても、出会ってしまったらそれでパーですし、それにサーヴァントが三体も居るなら戦闘面で不安なんてないんじゃないですか?』」
「『例えそのハザマさんとやらがどれほど強くてもです。』」
「『強さなんてのは――――――この世で最も不確かな要素なんですから。』」
「桜、言ってることが無茶苦茶よ…。あなた、慎二にダメ出ししたいだけでしょ……」
「『――…まあ、そうですけどね。でもあながち間違ってないと思いますよ?』」
「『兄さんは、自分から危険な行為を買って出るような思考回路をしてません。』」
「『どうせ今回も、こうして戦闘回避に全力を尽くしたのに実際は三人とも階段で待ってるとかそういうオチですよ。』」
……嫌な笑顔だ。
しかも割と真面目なことを言っているのが癪にさわる。
「はっ、そんなオチなら万々歳だぜ。遠坂と衛宮が全ての障害をスルーしてイリヤスフィールを取り返せる」
「『イリヤさんは、普通に考えて言峰さんあたりが背負ってるんじゃないですかね。』」
「『あ。ひょっとしたら裏切ってるかも。無いでも無い可能性なんじゃないですか?』」
「『なんにせよ、人生そう上手く行きませんって。』」
「『人生にはセーブ機能があるけれど、ロード機能はないんですよ?』」
「『よく考えて行動しましょう。』」
「…………桜。ちょっと黙ってなさい。」
「『あー、姉さんがわたしのことを睨んでるー。怖いなー。』」
「『わかりましたよわかりましたぁ。わたしはその辺で先輩のエロ本でも探ってまーす。』」
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