過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/08(土) 17:59:13.22 ID:Grqqnsni0
状況に慣れ、飽きが来る。
人ならば当然と言っていい。
しかし―――アサシンには来て然るべきであるそれが、まったくと言っていいほど、無かった。
なにせこの状況は、アサシンが意図して継続しているものだからである。
最初の肘打ちこそライダーを沈めんと放ったものだが、それ以降のそれは違う。
一撃目で、アサシンはこと反応速度においてライダーには勝らないと知った。
二撃目からはライダーの選択肢を探すことに専念し、そこに自ら動くという選択肢が無いことを知る。
機動力。その一点のみに特化した究極奥義『萬駆風林火山』。
それはライダーの戦法から能動的な攻めを削っていたのだ。
元より攻めることに特化した拳術、能動的な攻めを封じられたならば残るは受動的な攻めのみ。
それが相対する敵の好むところではないことぐらい、アサシンならば簡単に見抜ける。
「――――――足元がお留守ござるよ!!」
「――――はあッ!――てりゃあ!!」
勿論防がれる。
しかし、それに対する両者の反応の違いは一目瞭然だ。
アサシンは爽やかな顔で回避行動に出て―――――ライダーは苛ついた様子で足刀を放つ。
流れを握っているのはアサシン。
ライダーが苦手とする、我慢比べを挑んでいるのだ。
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