過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/07/15(月) 22:08:03.54 ID:slWKGZBa0
「解析完了。対象の殲滅を開始します」
女が取り出した大量の機械が空中に固定される。
恐らく武器、しかも砲台だろう。とても両手で数え切れる量ではない。
これに対処するには―――
「――――――アーチャー!任せるぞ!」
「どんと来い!」
アーチャーは拳銃を二丁取り出し、続けざまに引き金を引く。
僕では視認できない銃捌きで空中の固定砲台を次々と破壊した。
「迎撃開始。一斉掃射」
しかしその速度でも全て破壊しきれはしない。
それどころか半分以上残っていたそれは、言葉通り一斉に火を噴く。
いや、火と言うか――――レーザーだった。
蒼白の光が凝縮された一閃が通過した痕には、最早空間しか残らない。
「行くでござるよ御両人!―――このタイミングでござるううう!!!」
「――うっグぇ!!」
「うわわっ!」
脳内で解説していたところを、セイバー諸共突然アサシンに引っ張られた。
アサシンはあろうことか、銃弾と光線の飛び交うその中を突き抜けるつもりらしい。
「ア、 サシン!おまえ本気か!?」
「大丈夫でござる!少々手荒でござるが、ようは振り切ってしまえば良いのでござろう?」
アサシンはレーザーを見切り(見切るの!?光だぞ!?)、前へ前へと前進する。
そのまま、女の眼前まで来たところで―――
「対象を変更。アークエネミーを所持。殲滅開始」
女は閃光の剣を振り下ろした。
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