過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
↓
1-
覧
板
20
413
:
◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/07/20(土) 17:51:59.50 ID:UwFwyb270
どうするかというアーチャーの問いに、蒼の少女は行動で答えた。
「シュタインズガンナー一斉起動。―――――『アメノトツカ』」
空中に設置した固定砲台から光線が射出されるが、それはアーチャーを直接狙うものではない。
光線が向かう先はそれを射出した物と別の固定砲台。
破壊することが目的であるわけは、勿論なく――――。
―――固定砲台に命中した蒼白の光はあらぬ角度へと跳ね返り、そしてまた他の固定砲台へ。
これをただただ、繰り返す。
「…あっちゃー。嵌められたのか……」
現在アーチャーの位置する場所は、光線が行き来を繰り返すその中心部。
動かなければ被害はないが、それはつまり動けないということに他ならない。
ガンナー同士の戦闘において、しかもアーチャーのようなタイプにとっては、動けないというのは大きな負荷だ。
避けながら戦い、逃げながら戦い、背中を見せてでも信念は曲げない。
蒼の少女は――――――そのスタイルを否定する。
「エネルギー収束。――――『フルノツルギ』」
幾重にも重なる光の剣。
高く掲げられたそれは、光の檻の中で立ち往生するアーチャーを分断せんと振り下ろされる。
膨大な光量を誇るその剣にアーチャーは一瞬目を眩ませた。
意図があろうがなかろうが、結果として剣の纏う蒼白の光はアーチャーの行動を一拍遅らせることになり―――
「…ぐあッ!」
光に体を引き裂かれ、アーチャーは肩口から血を流す。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/635.31 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1370343502/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice