過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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481: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/07/29(月) 20:02:37.14 ID:iyKScvx40

「黒鍵っ…―――!!」

「……あれがあいつの礼装か…?」

「代行者の武器、そして概念武装よ!」

遠坂はそういうと、焦り気味に魔術を唱える。

「stark―――Gros zwei」

「肉体強化。それで私を殺せるつもりか、凛」

「うるさい、黙ってなさい!無いよりはマシでしょう!?」

「それもそうだな。では、始めようか」

言峰が茂みに向かって走る。
足場が悪いこちらは咄嗟に逃げようにも逃げれないが、それは元より考えていない。
と言っても、僕には何も出来ないのだが。
だから全部、遠坂の魔術頼りだ。

「vox Gott、Es Atlas……――――!」

重力制御。
茂みの中には地に落ちた大量の葉があるし、草木が吐き出す水滴もある。
それらを空に浮かせることで、言峰の行動に一瞬だけ躊躇いを生む。
そこに向かって―――

「Es ist gros,Es ist klein…………!!――vox Gott、Es Atlas……――――!」

「―――…!」

もう一度呪文。
今度は地面では無く、言峰自身に向かってだ。
言峰の足が、地上から離れた所で―――

「―――はあっ!!」

八極拳の掌底。
言峰の身体も、池の中に突き飛ばす。
そして、そこは遠坂、悲惨にも追撃を行った。

「Fixierung, EileSalve――――!」

数多の宝石が砕け散りながら、光を放って言峰を追う。








ここまで


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