過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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505: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/08/01(木) 20:09:13.07 ID:vsGlDJ7E0

アスファルトの地面に落下したμ-12は、自己のダメージを計算する。

「―――全体にわずかな損傷あり。戦闘を続行します」

「はっ!ザマぁねーなオッサン!!お前が万全の状態だろうと、こいつには勝てねェよ!」

その通り。
この程度の攻撃をいくら繰り出されようと、その身に纏う障壁には響かない。
アーチャーのように一点集中の攻撃ならば重大な損傷だっただろうが、アサシンはそういう細かい工夫はしていなかった。
だが―――――

「そうでござるか。――――まあ、予想はしていたでござるよ」

「ようやく諦める気になったかァ?じゃあそこで待ってな。まずは衛宮士郎を――――――――――おい。何の真似だ?」

アサシンは、その背の『五十五寸釘』を構えていた。
まるで、その宝具を使うかのように。

「ただ、使うだけでござるよ。――――拙者の、アークエネミーを!」

「―――……ふざけてんのか?…テメェにはその宝具の名が思い出せてねェんだろ?」

「さて、どうでござろうなぁ?あのセイバー殿がその魔力の殆どを使い、拙者の記憶を呼び戻したのでござるが……」

「テメェ……。―――…オイ、十二。こっちに来い」

テルミは少女を自分の前に立たす。
例え嘘でも、あの釘を自ら躱すほどの余裕は無い。盾としての配置だ。

アサシンが闘気を込める。
両眼に、両拳に魂を燃え滾らせ―――――――――――その宝具の名を叫ぶ…!


「イカルガの想い!殿の想い!そして、かの聖帝の想い!!受けてみよ!!――――『鳳翼――――――烈天上』おおおおおおおおおお!!!!」




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