過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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607: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/08/09(金) 21:48:13.73 ID:xPkPEBzA0

聖杯[内部]


「……なんと奇怪な。聖杯内部はこのような造りでござったか」

そこは、――――――――学校の教室だった。
黒板があって、教卓があって――――
これは、本当に聖杯の内部なのか……?



「本当に聖杯内部だよ。現在は球磨川くんの影響を受けていた10年間の名残で、こんな有様だけどね」



「……お前は…?」

教室の中心に位置する机の上に腰かける、少女。
髪は長い黒髪で、柔らかい笑みを浮かべている。

「僕かい?僕は安心院なじみ。親しみを込めて安心院さんと呼んでくれ」
「といっても、本人じゃあないけれどね。球磨川くんの忘れ形見であるこの僕が、いまは聖杯のパワーを管理している」
「ああ、だからって、これが過負荷聖杯ってわけじゃないぜ?彼はきっちり生き返って、今頃いやらしい名前の同盟でも設立しているだろう」
「いなくなったとはいえ、彼の影響力は絶大だ。悪い方向に絶大だ。だからこうして、聖杯のプログラムを若干歪ませてしまってた」
「でもまあ、問題があるとすれば僕がやかましいくらいのものだ。願いはしっかり叶えるよ」
「さあ、願いを言え。どんな願いも2つだけ叶えてやろう」




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