過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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620: ◆DDBjj51DRA[saga sage]
2013/08/10(土) 21:42:19.05 ID:uljKAV+G0

「じゃあ、バングさんの願いはそれでOKかい?美しき主従愛ってやつだね。僕としたことが、涙腺が緩んできちまったぜ」
「それで――おさらいすると、慎二くんの願いが『イリヤスフィールの蘇生、人間化』。バングさんの願いが『間桐慎二に魔術回路を作成』、か」
「うんうん、なるほど。これは案外効率がいいな。イリヤちゃんの回路を慎二くんに移植すればいいわけだもんな」
「細部で問題は発生するけど、それは僕のスキルでなんとか誤魔化せるだろ」
「よしよし、モーマンタイだ。任しとけよ、御注文にはきっちりお応えするぜ」

「忝うござる。拙者、これで心置きなくこの世を去れるでござるよ」

……そうだよな。
アサシンとも、これでお別れってことか。
やっと静かになるな、清々する―――――とは、流石に強がりでも言えない。
僕にとってはもう、ただのサーヴァントでは無くなってしまった。

「なあ、アサシン。お前に教えられたことは多かったよ。お前の主としてこの戦争を戦い抜いたこと――それに恥じない生き方を選んでいくつもりだ」

「どうしたのでござるか?ここはいつも通り、キツい調子で送り出すべき場面でござるよ!」

―――――はっ、そうかよ。
だったら、そうしてやろうじゃねえか。

「じゃあなアサシン!もう二度と聖杯戦争に来るんじゃないぞ!お前は僕のサーヴァントなんだ、他の奴の使い魔になるなんて許さないからな!!」

「―――――――――――――――――――――承知でござる!――では慎二殿、達者で!!」












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