過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga sage]
2013/08/10(土) 21:44:33.71 ID:uljKAV+G0
衛宮邸[居間]
「おはよう慎二、遠坂。今日は突然どうしたんだ?」
エプロンをつけた衛宮が、料理をしながら顔だけこちらに向けた。
イリヤスフィールは既にテーブルに着いていて、湯呑みに出された緑茶を啜っていた。
「ああ、僕らは飯食いに来ただけ。遠坂は、なんだっけ?デートのお誘いだっけ?」
「いい加減にしないと宝石ぶち込むわよ………!」
「くっくっく!衛宮の奴、固まってるぜ!ま、精々仲良くやれよ!」
僕はその場から離脱すると、イリヤスフィールの正面に腰かけた。
白髪の少女が湯呑みで茶を啜っているという光景は何ともアンバランスだが、妙に似合ってもいる。
「そういえばシンジ。修行の進度だけど……」
「あー………いや、僕も一応、頑張ってはいるんだけどな…」
一応、僕は膨大な量の魔術回路を手に入れはした。
元はイリヤスフィールの回路であるため、操作系の性質を持つ。
しかし、才能が無いため、そもそも魔力を上手く運用出来ない。
出来ることといえば、僕の持つ『支配』の性質と組み合わせた『低レベル使い魔の乗っ取り』くらいのものだ。
アサシンには申し訳ない限りである。
「わたしも原理とかは良く知らないから、なんとも言えないけど……そもそも考え方が間違ってるんじゃない?」
「は?どういうこと?」
「わたしの回路だからって、わたしみたいに出来るとは限らないってこと。シンジはきっちり呪文から覚えるべきよ」
「いや、いまはそれが主体だよ……呪文で魔術を発動させてる」
一応、発動しないことは無い。
しかし、そのすべてが想像以下の出来だ。
「まあ、すぐには強くなれないわ。これからもがんばりましょー!」
「……はいはい」
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