過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[sage saga]
2013/08/11(日) 12:48:27.57 ID:Pdku8NZd0
間桐邸[リビング]
「げっ…サクラ……」
わたしの名を呼ぶ声。
イリヤさんがソファに腰かけていて、テレビ画面には朝アニメ的な映像が流れていた。
「『ああ、イリヤさん。お帰りなさい。学校は楽しかったですか?』」
「……今日は日曜日よ」
「『そういえばそうでしたね。いやー、ずっと家にいると感覚が狂っちゃいますよ。』」
えへへ、と照れ隠しに笑ってみたけれど、イリヤさんは別にどうと言うこともなく無表情だった。
そもそも、イリヤさんもわたしに学校の話題を振られたくはないだろう。
「何か用?」
「『ええ、ちょっと夕食をと思いまして。』」
「それなら台所に置いてあるわ。わたしはこれからシンジの鍛錬をしないといけないから、これで」
「『そうですかー、兄さんも頑張りますねぇ。』」
「『それじゃあイリヤさん、襲われないように気をつけてくださいよ?』」
イリヤさんは微妙な表情でテレビと周辺機器の電源を落とすと、早足に地下へと向かっていった。
あの部屋は、現在兄さんが修行場として使っている。
電灯が付けられ、雰囲気は以前と大幅に変わっているそうだ。
わたしは直接見ていないので、よく知らないけれど。
「『さて、今日のご飯はー…』」
「『カルボナーラ!イタリア系は久々ですねー♪』」
うん。この生活は素晴らしい。
螺子の影響か、いくら食べても体重が増加しないのだ。
男子的には筋力が上がらないマイナスだけれど、女子的には割と理想の体構造。怠惰にだってなる。
「『まあ、結果これが運動量を減らしているので、負のスパイラルには変わりないんですが。』」
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