過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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737: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/08/20(火) 19:45:50.60 ID:FvfzP+ve0

「クマーの話ならスレ違いじゃなくねェ?あと>>734、読心術じゃなくて読スレ術なwwwこれ重要wwwww」

「――――ハァ、ハァ―――くっ…!」

ホムンクルスが刀を振るのを止めて、再び虚空に話かけ出した。
息は、全く切れていない。
ホムンクルスである以上人間基準で考えるのはおかしな話だが、出来ればスタミナの総量くらいは人間基準であってほしかったと、葛木は奥歯を噛む。
これで、大振りな攻撃を繰り返すことによる体力切れを待つ、という選択肢が消えたわけだ。
隙はあるのに付け込めない。体力は葛木より上。逃げようにも、読心術で捕捉される。
これは、本格的に不味いかも知れない。
初めて遭遇したホムンクルスを相手に、キャスターを頼るのは避けたかったが…―――

「…こうなっては、仕方ない。―――キャスター!」



Ξ(^J^)つ『ふん。貴様が戦うのでは無かったのか?』  〔シュレッダーたん〕
                    Ξ(^J^)つ『ふ〔シュレッダーたん〕ガリガリガリ!!



「…キャスター?なぜ出てこない…?」

「いやいや、出させねーヨ?俺ちゃんポケモン飼ってないのに卑怯ジャン?」

意味が分からない。何をしたというのだ。
葛木には、ホムンクルスが虚空を押している光景しか見えなかったのだが…
まさか、こちらには見えない何かを、奴は見ているというのか?
――――十分にあり得る話だ。
そもそも葛木は、魔術師ではないのだから。魔力など、一片すらも感知できない。
つまり、あのホムンクルスは魔力を感知し、操作する力を持つということか。

「それにほら、>>735が反省してないし?俺ちゃんがもっと活躍して、俺ちゃんの凄さを思い知らしてやんナきゃ!」



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