過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/12(水) 21:01:26.27 ID:+4qw/LZW0
アインツベルンの森[現在位置不明]
「はぁ―――はぁ――――遠、坂――――はぁ――はぁ―――」
「――――ん―――ハァ――はぁ――――だ、駄目よ、士郎――――こんなところで――――はぁ―――ハァ――」
「―――はぁ――はぁ―――いいだろ、遠坂――――――ヴァッシュもセイバーも、いないんだから―――――少しくらい――――」
――――――俺は、衝動のままに倒れこむ。
―――――――――――――――――――――――――――――もう、限界だ―――。
「―――少しくらい、休んでも」
「……まあ、連続で投影しながらの全力疾走だったものね」
アインツベルンの森に立ち入って数分、俺達は速攻でバーサーカーに遭遇した。
遠坂が言うには何やら不思議な力が働いているらしく、バーサーカーはこの森から出ることが出来なかったそうだ。
恐らく、ハザマという人物が仕掛けた結界のようなもの―――らしい。
魔力とは別の法則のようなものも感じ取れたらしく、遠坂がハザマは魔法使いでも不思議じゃないとか言っていたっけ――――
魔法使い――――――魔術師とは一線を画した存在だ。
――――――バーサーカーの誘導については今のところ上手くいっている。
セイバーとヴァッシュがメインで気を引いて、ちょっとした補助を俺と遠坂が行っている感じだ。
ちょっとしたと言っても、こっちは本気だ。なにせ相手がバーサーカー―――あのハルクである。
生半可な攻撃では挑発にすらならない。
「――――だからって、こんなところでへばってちゃダメでしょう。いつバーサーカーが来るかわからないのよ?」
「―――――――…そうだな。セイバーとヴァッシュに任せっぱなしも悪いし、もうちょっとがんばろう」
「……アサシンが居たら――――もうちょっと楽だったのよね……。本来、こういうこと用のサーヴァントだと思うのよ、アレ」
「――――……遠坂。―――慎二には慎二の人生がある。それを俺の我儘で犠牲になんてできないよ。なんどもそう言っただろ?」
「わかってるわよ―――――――――はぁ……ホントに、甘いわね」
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