過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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ワカメ(覚醒)
◆DDBjj51DRA
[sage]
2013/08/25(日) 21:42:48.62 ID:1nDduKmg0
七花さんだってそりゃ全盛期の状態で来るだろうし、そうなると否定姫が一緒に現界するんじゃ…?
スーパー[錯乱サー組](←誤字じゃないよ)
「『よし。こんなもんかな。』」
そういう球磨川さんの買い物カゴの中には、大量のメントスと、そしてコーラが入っていた。
「…えーっと、球磨川さん?これ、どんな意味があるんですか?」
「『あれ?桜ちゃん、これマジで知らないの?』」
「『はは、それはいい。きっと楽しいことになる、見てからのお楽しみだね。』」
笑ってる。
しかも、凄く楽しそうに。
「そうですか。じゃあ期待しておきますね」
「『そういう桜ちゃんの選んだ食材は、あー…、意味は分かるけど……うん。』」
球磨川さんがこんな反応をするのも無理はない。
わたしが選んだ食材は―――――ワカメ(生)とワカメ(乾燥)だ。
もちろん兄さんの目の前でこれでもかと言うくらい酷い調理を施すつもりである。
「『凄いよな。努力を惜しまないもんな、桜ちゃんは。』」
「『もうこれ、一週回って慎二くんの事好きなんじゃね?』」
「そうですね。蚊の次くらいには好きです」
「『……桜ちゃんの中で蚊がどれくらいの位置に居るかはしらないけど、少なくとも高くはないだろなぁ。』」
「はい。基本的に虫は嫌いですからね」
「『まあ…そりゃあね。君が蟲好きだったら薄い本だよ。そういうの、もうあるだろうけどさ。』」
「はい?どういうことですか?」
「『いや、なんでもないよ。』」
「『僕も人の事言えないけど、不用意な発言には気を付けようぜ。』」
……それは絶対に球磨川さんが言えることではないと思った。
鍋の具材にメントスとコーラとワカメとワカメを選出したわたし達は、インスタントラーメンのコーナーに足を運ぶ。
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