過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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886: ◆DDBjj51DRA[sage]
2013/08/29(木) 19:49:13.82 ID:UuQ5YXvs0

「鯖はザマさんのAAで通しといたよ」です、ごめんなさい
全然別人で、一応史実の人。
ただし性格はほとんどザマさん(+クマー)なので問題なく受け入れることができるはず!







倒れていたアサシンがよろめきながら起き上る。
その顔はスッキリしたもので、涙目なことを除けばいつもと変わらない様子だ。

「いやはや、見事でござる!これは拙者の完敗でござるな!」

どうやら決着はついたらしい。
たしかに、これ以上の戦闘はもはや手合せの域を超えてしまうだろう。
しかしその言葉を聞いて、ヴァッシュは不服そうに顔をしかめた。

「なんだよアサシン。こっちがちょっと本気だしたらやめるのか」

「いやいや、本気のヴァッシュ殿を一瞬でも引き出すだけでこの苦労。それに何度も言うように、本気の貴殿など相手にしたらこの身がいくつあろうと持つはずがなかろう!」

はっはっはっは!!と快活に笑い飛ばすアサシン。
負けを認めてここまで嬉しそうなのは、手合せがとても楽しかったからだろう。
反対に、勝ったヴァッシュは口を尖らせて拗ねていたが、一応納得はしたようだ。

「ボクが楽しいのはここからだったのに……しかもボク、一発も銃で有効打とってないじゃないか」

「銃の有効打は出来れば勘弁してほしいでござるが………ヴァッシュ殿の本気を相手取るとなると、最低でも『風林火山』は使わねば…」

「なにそれ?奥義ってやつ?」

「左様。しかし発動条件があるのでござる。今は使用不能でござるよ」

「ふーん?まあ、機会があったら見てみたいね」

ヴァッシュとアサシンは、手合せの直後にそんな話をしていた。
二人の戦闘は、俺視点では一体何が起こっているか全くわからなかった。
高度過ぎて真似できない。そもそも自力の差がありすぎる。
だけど、お互いの戦闘スタイルは知ることができた。
技術と経験で、どんな状況からでも活路を切り開く。
アサシンにはそれだけ技の選択肢があるし、ヴァッシュはそれをするだけのテクニックがある。
変わる状況に合わせて、能動的に戦闘法を切り替えるスタイル。
――――なるほど。正義の味方にぴったりだ。




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