過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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931: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/09/02(月) 19:47:03.84 ID:lDrwGx+U0
>>930 昨日はサーバー移転で書き込めなかったんだ……それで祭スレが中途半端な感じで止まってたから……






【教会に住まう者共 「マジ空気悪ぃわ」】


教会。
冬木の地にひっそりと佇むそこには、一人の少女と、二人の男性が居た。

「……………」

「…………………」

「――――……」

「…あのー、空気悪いですよ皆さん。何かお話でも……」

黒いスーツにハットを被った緑髪の男がそう切り出したが、反応する者はいない。
法衣に身を包んだ少女は何の感慨もなさそうにステンドグラスを見つめたまま。
筋骨隆々、武人然とした雰囲気を漂わせる男は腕を組んだまま無言だ。

「……えー…なんで私がこんな役買ってでないといけないんでしょう……あなたたち自分勝手すぎやしません?」

「―――――……」

「………………ふん」

「あ!いま反応した!ライダーさんいま反応しましたよね!」

「…………」

「……無言ですか。わざわざ拾ってやったのに無言ですか」

緑髪の男の顔には笑顔が浮かんでいるが、それは完全に引きつっていた。
ハットに置く手に力が入っているのがわかる。

「あのですねぇ。私、用があるからとここに呼ばれたんですよ」

「―――――…」

「……」

「ねえ、聞いてます?貴女に呼ばれたんですよカレン・オルテンシア!」

「―――――――……」

「………………このっ…クソアマッ…!!」

緑髪の男の瞳に殺意が込もった、そのとき

「あら。いたのですか、ハザマ。てっきりうるさい蠅かなにかかと」

少女―――カレン・オルテンシアはそう返した。




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