過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/09/09(月) 20:45:10.31 ID:GgUtWZ+n0
「逆に、最高クラスに難しい礼装ってどんなものがあるのさ。これは純粋な興味で、そこを目指すってわけじゃないけどよ」
「わたしの知っているものだと……そうね…カレイ………いえ、宝石剣、かしらね」
「宝石剣……って言えば、あれか。第二魔法を一時的に行使出来るようになる礼装だったか?」
「あら、知ってるのね。流石は知識だけ一流」
「うるさい。何で知ってるかって言われたら、イリヤスフィールに聞いたんだよ。魔法の話題になったときにな」
アインツベルンも、かつては第三魔法『天の杯』に至った一族らしい。
魂の物質化、聖杯の降霊にもその要素が組み込まれているとかなんとか。
そして、遠坂が扱う宝石魔術の大元も、魔法使いの一人。
「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。宝石翁が自らの名を冠する礼装が、『宝石剣ゼルレッチ』よ」
「………とんでもない次元の話だよな。魔法なんて、あり得ないにも程がある」
「間桐もいい線までは行ってたみたいだけどね。まあ、廃れちゃったら意味ないか」
こういう事をいい笑顔で言って来る辺りは流石である。
桜とランサーをこいつの家に送り込んでやろうかとさえ思った。
「は!まあいいさ!僕はお前らとは目指してる場所が違うんだ!精々頑張って根源にでも辿り着いてろよ魔術師!」
「なによその罵倒なのか応援なのかよくわからない台詞は……ま、いいんじゃない?あんたも頑張んなさい。レシピはまた今度持ってきてあげるわ」
頑張んなさい、って……それ何回言うんだよ。
そんなに頑張らないとだめなのか、僕………いや、仕方ないけどさ…。
ここまで!次回で終わるよ!
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