過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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962: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/09/11(水) 20:03:33.69 ID:Qg480ZwQ0
最期がこれでいいのだろうか……



【心優しきガンマンの日常[落し物編]】


[交番]


「……ああ、またあんたか…また落し物拾ってきたの?何?暇なの?」

私の名は、ヴァッシュ・ザ・スタンピード。
愛と平和を司る、正義のガンマンである。
今日は落し物を持って、交番に届けに来たところだ。

「あ、いえいえ。暇とかじゃないんですよ。これはぼくがやりたくてやってることなんで……」

「……あんた、歳は?」

「………実年齢言うと、驚いちゃうとおもいますよ?」

「あー、じゃあいいや。大体わかった」

そういうと、すっかり顔なじみになったお巡りさんは席を外して書類棚まで行き、何か探し物を始めた。
ぼくは別れの挨拶を告げるタイミングを逸してしまったので、大人しく待つ。
この落し物、はやく受け取ってほしいんだけど。

それから数分して、お巡りさんが探し物を終えて帰ってくる。
その手には、『就職ガイド』と書かれた冊子が一つ。

「あ、あのー……それは一体…」

「見ての通り、雇用指南書だけど」

「な、なんで僕にそれを……?」

「あんた、その歳でそんなチャラついた格好してるし、毎日日中に落し物届けに交番来るし、無職だろ?」

「む、無職……」

いやいや、僕はサーヴァントであって、働いていないのはそもそも当然というか。
サーヴァントは戦うことが仕事というか。
他にも働いていないサーヴァントは沢山………あれ?




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