過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/09/13(金) 23:27:36.20 ID:zzC0ECnN0
「シンジ、難しい顔してないで勉強おしえてよ。わたし、もうすぐ受験なんだから」
「あー、はいはい。ちょっと待ってろよ、今準備する」
ということで、堅苦しい話は抜きにして、私生活の話。
僕は23歳で大地主。買収した企業や、それとは別に動かしている僕の個人資金も考えると、総資産では富豪と言っていいだろう。
魔術に時間を割くために、僕はむしろ積極的に稼いだ。
社会的な地位が高まれば、自由時間も増えるからだ。
イリヤスフィールは、普通の中学校に進学したし、次も普通の高校の入試を受けるそうだ。
身体は多少成長したものの、もともとあまり上背の有る方でもないらしく、受ける印象はあまり依然と変わりない。
口調や態度が多少大人びてはきたが、まだまだ子供である。
成績は上の下。僕が勉強を見てやってこれである。興味の無いことには力が発揮できないタイプのようだ。
その容姿や性格からか、友人も多いようだし、上手くやっているみたいだ。
桜は、言わずもがな。堂々としたものである。
踏ん反り返って引きこもる。胸を張って働かない。
自宅警備が天職です!とかいう戯言を、この前はほざいていた。
しかし残念ながら、警備員としての能力は高い。
影で侵入者を察知してから即攻撃という一連の動作で泥棒もスパイも僕も基本的には一溜まりも無い。
だから、たまに本気で僕に向かって繰り出してくるのはいい加減やめて欲しい。
遠坂は、こちらも言わずもがな、立派な魔術師である。
この世界で広く名を馳せる、稀代の魔術師うっかり遠坂と言えば知らない奴はいない。
世界各地で(主に暴力的に)魔術を行使して、無理矢理聖杯戦争を止めたりしている。
8割方はそつなくこなすのだが、残りの2割でうっかりをおこして、しかもその2割に限ってとんでもない規模の戦争だったりする。
ある意味では、一番敵なのかも知れない。
そして衛宮。なんと奴は、固有結界を展開するに至ったそうだ。
時計塔で学んだ数年、一般の魔術を行使出来ない衛宮は、ひたすら魔術回路の効率的な運用を極めた。
時計塔であの投影を使うと封印指定にされかねない、と言うのも勿論ある。
だが本音は、自らの魔術を向き合うために、先ずは基盤から作っておきたいと言う事だろう。実に奴らしい。
その結果が固有結界だというのだから、流石の僕も聞いて呆れた。
どこまで、世界に愛されているのだろうか。
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