3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 00:20:38.58 ID:+bIJ3tp30
まぁさほど気にすることでもないのかもしれない。
思ったほど苦痛でもなかった。
でも、あまり気分のいいものではない。それは確かだ。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 00:21:55.25 ID:+bIJ3tp30
まる1日?1日半?
もらった紙幣を取り出して考えてみる。
これでいったい何が食べれるのだろうか?
油淋鶏?豆飯?
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 00:23:04.02 ID:+bIJ3tp30
みんなお金のことばかり考える。
同じ船に乗ってきた人たちもそうだった。
でも仕方がない。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 00:23:56.25 ID:+bIJ3tp30
立たなきゃ。
立って移動しなきゃ。
ぐっと足に力を込めた瞬間、視界がゆがむ。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/05(水) 07:48:20.70 ID:Ev3loo+e0
ごみを捨てに路地裏に出ると、そこに少女が行き倒れていた。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 07:49:24.26 ID:Ev3loo+e0
俺はその少女の脇腹をつま先でつつく。
「おい、生きてるか?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 07:50:17.99 ID:Ev3loo+e0
「大丈夫か?一人で帰れるな?」
「…」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 07:51:15.51 ID:Ev3loo+e0
「まいったな…」
再び少女を見る。
国籍は―まず間違いなく中国だろう。これはイントネーションからわかる。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 07:52:21.83 ID:Ev3loo+e0
純朴な内面と不自然な外見。
この構図はあまりいいものにはならない。
しかしここいらじゃそんなことは当たり前だ。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/05(水) 07:53:09.08 ID:Ev3loo+e0
黒井「ノンノン!私は店長代理だよPくん!間違えたらいけないな。言葉の乱れは風俗の乱れなのだからね」
日本で一番乱れた街で、そんなことをいうのはこの人くらいのものだった。
ただ、今は口ごたえする気にもならない。
80Res/37.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。