過去ログ - 夢物語
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13: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:35:42.37 ID:Dq758qPh0
以上、あらすじとなります。

続いて第一話、投下します。


14: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:36:35.01 ID:Dq758qPh0
十二月十四日、夜。

暦「なあなあ、火憐ちゃん」

火憐「んー?」
以下略



15: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:37:23.66 ID:Dq758qPh0
あー。 だけど、あたしも月火ちゃんも兄ちゃんに対して壁を作ってた感じはするよな。 踏み込んできたのは兄ちゃんで、変わったとするならばこの前の夏休み……いや、あれは仲良くなっただけだから、正確に言えば春休みだっけか?

夏休みはあたし自身、月火ちゃんと兄ちゃんの間で何かあったんじゃないかとは思っているんだけど、まあどうだかな。

それよりも、あるとしたなら春休み……かなぁ。
以下略



16: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:37:58.87 ID:Dq758qPh0
それが少し、ぶっちゃけると怖くもあったんだけど、それでも夏休みにあたしがヘマをした詐欺師の一件。 あの時の事で、そんなのは杞憂だと分かった。

兄ちゃんは、兄ちゃんだ。

だけどそんな兄ちゃんも、不安定な時があった。
以下略



17: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:38:25.80 ID:Dq758qPh0
ちょくちょく自分探しの旅をする兄ちゃんだけども、それでもあたしの兄なんだから。

……自分探しねぇ。

なんつうか、そんなので本当に自分を見つけられるのかって思うんだけどな。 あたしは。
以下略



18: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:38:56.79 ID:Dq758qPh0
火憐「兄ちゃん、他人探しの旅に行こうぜ!」

暦「いきなり何だよ。 まだ何の話もしていないのに、何で自信たっぷりに発言してんだ」

火憐「あん? 兄ちゃん旅に行くんじゃなかったのか?」
以下略



19: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:40:00.53 ID:Dq758qPh0
暦「何一人で納得してんだ。 つうか、他人探しの旅ってそれ人探しをしているだけじゃん」

火憐「……そう言われればそうだな。 さすがは兄ちゃんだ」

あたしの気付かない事に気付くなんて、やるじゃねえか。
以下略



20: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:40:55.41 ID:Dq758qPh0
火憐「え? こんな時間に?」

あたしの体内時計が狂っていたのかな? と思い、時計を確認。

時計の針は、九時を示している。
以下略



21: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:41:43.69 ID:Dq758qPh0
ふうん。

まあ、兄ちゃんが夜に出掛けるのは無い事でも無いし、詮索はやめとくか。 聞かないでくれっていう、雰囲気を感じるし。

火憐「んー」
以下略



22: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:42:09.34 ID:Dq758qPh0
火憐「どこがだよ。 まだぴちぴちの中学生だぜ」

暦「ぴちぴちって。 具体的にいうとどこがだよ」

火憐「決まってんだろ。 このおっぱいの張りとか」
以下略



23: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/06/05(水) 14:42:46.94 ID:Dq758qPh0
火憐「見てたっつうか、月火ちゃんに聞いたんだよ」

暦「聞いたのかよ……」

火憐「おう」
以下略



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