過去ログ - まどか「安価で1レスSS選手権!!」part7
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662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/08(月) 22:56:26.63 ID:bhzwngWT0
とある晴れた日曜日、風見野市郊外のバス亭

ブロロロロロ……

さやか「やれやれ、やーっと着いたか。えーっと、まどか、こっちの道でよかったのかな?」
 
まどか「いいはずだよ。けど、杏子ちゃんから私たちがお呼ばれするなんてはじめてだね。楽しみだな」ティヒヒヒ
 
ほむら「それはいいけど、なんで郊外の山麓なんて指定してきたのかしら? あのあたりには竹やぶくらいしかなかったわよ」スタスタ
 
マミ「いいじゃない。きっとバーベキューでもするつもりなんでしょ。うふふ、はりきっていろいろ持ってきちゃった」ワクワク
 
さやか「マミさん、いくら魔法少女だからって、女子中学生が持つには不自然すぎますよ。その大荷物……ま、あたしは久々に恭介と出かけられてラッキーかな。あ、迷惑だったかな?」
 
恭介「いや、歩くのも立派なリハビリになるし、さやかといっしょに出かけるなんて小学校以来かな。さそってくれてありがとう」
 
キリカ「まさか私たちまで誘われるなんて思わなかったけどねえ。まあ、私は織莉子といっしょならどこでもいいけど」
 
ゆま「キョーコ、わたしもないしょってなんなのかなあ? あれ、なにかいい匂いがしてきたよーっ」
 
 
杏子「おーいっ! やっと来たなお前たち、待ちくたびれちまったぜ!」
 
 
さやか「わあおっ! なんと、すごいごちそうの山。おいホームレス中学生、こんなのどうやって用意したんだよ?」
 
マミ「待って、このお料理……タケノコご飯にタケノコのお吸い物、タケノコのお煮付けにタケノコのサラダ。タケノコ料理ばっかり、もしかして佐倉さん」
 
杏子「あったりぃ、今梅雨明けだろ。この時期タケノコがいっせいに伸びてくるんだよ。けど、ほっといたら竹林が荒れ果てちまうってんでタケノコ掘りすんだけど、その手伝いでな」
 
ほむら「なるほど、最近見滝原に顔を出さないと思ってたらタケノコ掘りしてたのね」
 
杏子「まーな、山の持ち主からはバイト代も出るし、掘ったタケノコはそのままあたしのものになる。こんな割のいいバイトはそうそうねーからな」
 
杏子「ただ、掘るには掘ったけど、いくらなんでも食いきれねえからな。けど食い物を粗末にするのはもっとやだし、で、お前らに来てもらったわけだ」
 
織莉子「私たちは胃袋要員ですか。でも、正直、タケノコがこんないい匂いするなんて知りませんでした」ゴクッ
 
キリカ「うっ、織莉子がそんな顔すると、私もきゅうにおなかが減ってきたよ」
 
さやか「杏子、ごたくはもういいから!」
 
杏子「ああ、今日はあたしのおごりだ。みんな、こころゆくまで食ってけ!」
 
 
一同「おおぉーっ!」
 
 
まどか「うわあ、おいしい。杏子ちゃん料理うまいんだ。お父さんのタケノコ料理にちっとも負けてないよ」
 
ほむら「自衛隊の追手から逃れるときに生のタケノコを丸かじりしたことはあるけど、調理するとここまで味が引き立つのね」
 
キリカ「コリコリしてあまーい。私、タケノコなんて笹薮の雑草くらいにしか思ってなかったよ」
 
織莉子「日本の味という感じがしますわね。和食も悪くないものですわ」
 
ゆま「うん、おいしー。でも、タケノコばっかりだとちょっと飽きるかなー」
 
マミ「そうだ、もしかしてと思って持ってきた私の料理もどうぞ。いっぱいあるからね」
 
恭介「では遠慮なく。大勢で来てよかったね。ぼくも歩いてきたからいくらでも入るよ」
 
仁美「上条さん、あーんですわ」
 
さやか「仁美ぃ! 抜け駆け禁止」
 
中沢「タッパーにつめて持って帰るか」
 
杏子「おお、遠慮なく食え食え、あっはははは」
 
QB「ハァ、困るね。こういう絶望に相転移しない希望はねえ」


「みんないっしょにタケノコパーティ。すっごく楽しい一日でした」 まどかの日記より


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