392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/15(土) 23:46:27.85 ID:WidONYcl0
集団から身を離す。
見ると、千早や律子も一歩引いた位置にいた。
密集して盛り上がっていたのは、順一朗と小鳥と、やよいと春香の四人だけだ。
七分の四。
冷静に見ればこういうことだ。
もやのように思考を鈍らせていたものが、晴れていく。
怒りでかき消される。
もやの晴れた場所には、元の俺がいた。
一人で生きてきた俺だ。
そんな俺は、みんなのすがるような瞳を受け止めることができる。
P「正直、疲れる」
P「個人として、たまに人助けをするぐらいは構わないさ」
P「春香を匿ったり、音無さんを引き上げたり、先客のやよいを尊重するくらいは」
P「けど、これは話が違う」
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