66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/07(金) 21:59:46.19 ID:rQg96V3e0
商売用の携帯電話だ。
鳴ったときは商売の話に決まっている。
律子「…もう」
休む間もないといったタイミング。
珍しく感情的に呻くと、電話の通話ボタンを押す。
内容は、やっぱり商談だった。
律子「…じゃ、その方向で」
切る。
律子「…」
サイドテーブルに伏せておいてある写真立てを起こす。
写真には、仲のよさそうな女の子と男の子が写っていた。
例えるなら姉と弟。
律子「…」
しばらく眺めた後、再び伏せる。
こうすると埃が積もらないのだった。
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