過去ログ - クリスタ「ユミルを好きになるお話」ユミル「ほう」
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 16:21:20.09 ID:Xi4wfY2R0
「前向きに、戦場に戻れるってか?」

「そうじゃないけど」

「……生憎私は女神クリスタ様みたいに、誰もに平等に優しくはできない。私は私のことでいっぱいいっぱいさ」

「でも、こうやって来てくれてるじゃない」

「バカ、そりゃ……おまえが……うん、まあ孤独死されたら寝ざめ悪いしな」

「どういうこと?」

「聞くな。じゃあ、もう私行くわ」

「ありがとう、ユミル」


少し慌てた様子で、ユミルは戻っていった。


「くすくす……」


向かいの彼女が笑っていた。


「ごめんなさい、聞こえてたわ」

「こっちこそ、ユミルがごめんなさい」

「いいのよ。愛されてるのね」

「そんな大げさなものじゃないよ」

「どうして? 見ていて思ってたわ。大切にされてるって。包帯だって、担当者に任せればいいのに、替えにくるし」

「そうなの……ホントは世話好きで」

「そういうことでなくて、あなたも鈍感ね……」

「?」

「彼女、あなたのことが好きなんじゃない?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
106Res/75.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice