28: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:46:24.04 ID:/rY7KXeB0
私は事務所を飛び出し、向かい風の吹く中、必死に走った。
社長がわざわざ私にくれたチャンスを逃したくはない。
私が探し続けていた――大切な人の声が聞こえたような気がしたから。
貴方が、私を探しているような気がしたから。
私の行くべき道を――指差しているような気がしたから。
私はまだ人としては未熟で、小さいかもしれない。
でも――貴方の中では誰よりも大きい存在である自信があるから。
時間と言う水を恐れ、尻込みしてた私の背中を押してくれて
泳げるようにしてくれたのは貴方だから……!
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