過去ログ - 千早「居ない筈の貴方」
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31: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:48:13.25 ID:/rY7KXeB0
「ち、千早――ど、どうしてここに!?」

私の顔を見て驚くプロデューサー。

「あんな手紙を残しておきながら……どういうつもりなんですか」
以下略



32: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:48:49.22 ID:/rY7KXeB0
「まぁ、いいですよ。 私の事を考えてくれていたのだから良しとしましょう」
「え、それじゃ……!?」

何故か期待に満ちているような目で私の顔をじっと見つめている。

以下略



33: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:49:15.55 ID:/rY7KXeB0
病院に来る途中、握り締め続けてしわくちゃになった手紙を私が再び開こうとすると――

「ちょ、ちょ、ちょーっと待って!」
「え? 何ですか?」

以下略



34: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:49:57.53 ID:/rY7KXeB0
とりあえず私はプロデューサーの傍に立った。

「千早、その手紙どこまで読んだ?」
「えーっと…… 「それと、千早」 って所までですね」
「ほっ……」
以下略



35: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:51:13.94 ID:/rY7KXeB0
「え? これ……」
「あっ……」

そこには、こんな一文が。

以下略



36: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:51:41.44 ID:/rY7KXeB0
こ、このままじゃまたおかしくなりそう……
ちょ、ちょっと心の整理を……

「え? あ、ああ……」

以下略



37: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:52:13.43 ID:/rY7KXeB0
「びょ、病気が治ったら……私とお付き合いしてください!」
「な……ななな……何だって!?」

プロデューサーの驚いているけど嬉しそうな顔。
この顔が見たかったからプロデューサーの言葉を止めたのかもしれない。
以下略



38: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:52:48.11 ID:/rY7KXeB0
「……一つだけ、聞かせてくれ」
「なんですか?」

「どうして、俺を選んでくれたんだ……?」
「え、えーっと……ですね……」
以下略



39: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:53:31.67 ID:/rY7KXeB0
「ちょっと緊張と混乱で具合が……」
「え、し、しっかりしてくださいよプロデューサー!」

具合が悪くなったらしいプロデューサーが、こちらの方を向き直して

以下略



40: ◆K/laHoEzHc[saga]
2013/06/07(金) 14:55:14.59 ID:/rY7KXeB0
三部作、第二部は以上で終了となります。

この後に続く三部目にて千早が途中に考えていた事等の意味が明らかになりますので
もしよろしければ、三部目までお付き合い頂けたらなと思います。

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/07(金) 15:41:03.36 ID:ghpRtr2AO
おつおつ
面白かったでー


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