過去ログ - 白垣根「ロリコンじゃないです!」一方「ハイハイそォですか」
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有言
◆FcRVQAU9bkr.
[saga]
2013/06/19(水) 16:13:36.57 ID:Jd0Z1VEV0
――あれ? どうして私は今、この人に抱っこされているんでしたっけ?
初春が顔を上げればすぐ目の前に垣根の白い肌と緑色の瞳がわずかに見える
――それにしても、男の人なのに綺麗な顔をしてますね
何を食べればこんな整った顔になるんでしょうか?
初春の視線に気づいたのか垣根の顔がこちらを向く
「どうかしましたか?」
「い、いえ! なんでもないです!!」
あなたの顔に見惚れてました。なんて言えるはずもなく初春はごまかすように話題を変えた
「う、うわぁ! 高いですねっ!! 人がごみのようです!」
と、某巨人兵の映画の悪役のセリフを言う
垣根は元ネタを知らないのかキョトンとしていた
それに気づかず初春はまくしたてる
「空まで飛べるとか、すっごくうらやましいですよ!
遅刻しそうになってもビュビューン! っていけますね!
あの子のお母さんもすぐに見つけちゃいましたし」
「別にいいことばかりじゃないですよ」
「えっ…?」
「あ、なんでもないです!」
そのときの垣根の顔は初春がはじめてみる顔だった
辛いのに無理して笑うような痛々しい表情だった
しかし、初春が何か言う前に今度は垣根が話題を変えた
「寮って、あれですか?」
「あ、はい。そうです」
目の前には初春が生活している寮が見える
時間にしてみれば15分もかかっていない短い空中散歩だった
初春が名残惜しそうにつぶやく
「もう、ついちゃましたか。。。」
垣根は少し考えると初春に尋ねた
「………時間はまだありますか? 」
「はい、完下はまだですし、時間はありますよ」
「それじゃあ、もう少しだけ寄り道でもどうですか?」
いつも垣根がフレメアたちに見せる柔らかい笑顔で提案する
初春はその提案に二つ返事でうなずいた
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