過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 18:13:43.45 ID:Zp0FScQf0


■一階ラウンジ■


ゆま「キョーコ、トイレ長かったけど、大きい方だったの?」
杏子「……まぁそんな所だ」

杏子はラウンジに戻ってくると、取り敢えず食べかけのケーキに齧り付いた。
取り敢えず部屋の番号だけは、気付かれずに確認出来た。
六〇七号室。本当は壁や扉に耳を付けて話を盗み聞きしてやろうかとも思ったが、
不用意に近づき過ぎて気付かれれば二対五だ。軽率な事は出来ない。

杏子「……なぁゆま」
ゆま「?何、キョーコ?」
杏子「例の織莉子ってヤロウ、見れば一目で解るんだよな?」

杏子の問いに、ゆまは力強く答える。

ゆま「うん!絶対に解るよ、キョーコ!」

彼女は力強く答える。
――ゆまは『役立たず』ではない。
そういう事実を、ゆまは杏子に示さねばならないのだ。

杏子「……なら良いんだ」

取り敢えず、このラウンジで粘って、連中が降りて来るのを待つ事に、杏子は決めた。
ゆまの連中の確認をさせ、織莉子が見当たらなければ、当座は杏子の敵では無いということだ。

杏子「(……少し癪だが、キュウべぇの野郎からマミに連中の事を知らせる様に言っとくか)」
杏子「(マミの事だ。勝手に動いて連中に突っかかってくれるだろうしな)」
杏子「(連中の事は取り敢えずマミに丸投げだ。こっちはこっちで――)」

――果たさねばならぬ『オトシマエ』があるのだから。




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