過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 20:53:20.15 ID:Zp0FScQf0
■ホテル・ウメス 一階ラウンジ■
杏子「!……ゆま」
杏子はゆまに小声で合図をすると、受付カウンターの近くを指差した。
ゆまが杏子の指さす方を見れば、4人連れの少女達が、ホテルから出て行こうとしている所だった。
杏子「……」
『オリコはいるか?』という問いを、口パクのみで問う杏子に対し、
ゆまは眼を皿の様にして少女達の姿を凝視する。
ゆま「……」
そしてゆまは首を横に振った。
杏子「ハァ……」
杏子「(何だよ、粘り損かよ……)」
最初に食べたケーキ以降何も注文せずに粘った為に、
ウェイターがわざと水を頻繁に交換しに来たりと、
『はやく席を空けろ』と急かされたりと居心地が悪かった。
その上で成果が無かったのであれば、溜息の一つもつきたくなる。
杏子「(……いや、待てよ)」
先程出て来たのは確かに四人だった。
対して入って来たのは五人。
杏子「(六〇七号室だったな、確か)」
杏子「(そこに今は一人で……)」
暫し考える仕草をした後、杏子は席を立った。
杏子「ゆま、行くぞ」
ゆま「?……どこへ、キョーコ?」
杏子「良いから」
ゆまの手を引き、杏子は勘定を済ませた。
そして『ガキんちょめ、粘りやがって』というウェイターの視線を背中に受けながら、杏子はエレベーターに乗りこんだ。
幸いな事にエレベーターは、近頃流行りにカードキーを差しこまなければ動かないタイプでは無かった。
杏子は迷わず、六階のボタンを押した。
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