過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 18:03:33.88 ID:Zp0FScQf0
そう彼女へと呼びかけたのは、一人のブレザー姿の女学生らしい少女である。
何処か南国風の“大佐”と呼ばれた少女に比べて、
如何にも普通の日本人の女学生、といった印象の極めて地味な少女であった。
なお、彼女が“大佐”へと呼びかけた際の言語は、スペイン語であった。
???『ようこそ見滝原へ!お待ちしてました!』
大佐「やあ、直接顔を合わせるのは随分と久しぶりだね。息災そうで何よりだよ」
“大佐”と呼ばれた少女もまたスペイン語で返すと、
迎えに現れた少女――ここでは仮に“ブレザー”としよう――と握手を交わすと、
ニッと人好きのする爽やかな頬笑みを浮かべた。
ブレザー「“大佐”こそ!……香港ではどうでしたか?」
大佐「万事順調だよ。現地魔法少女との折衝も上手く行ったさ」
ブレザー「それは重畳です。それにしても、“大佐”殿が自ら来て下さるとは」
大佐「何、この見滝原に関しては、少し気になってた事があってね。ついでにそれも調べるのさ」
ここで“大佐”は再び微笑むと、ブレザーの少女の手を離した。
ブレザー「では、ご案内致します。関東管区より派遣された要員は既に、件のホテルに集結済みです」
大佐「そうか。よろしい、向かうとしよう」
二人は連れ立って見滝原駅を後にすると、
駅前で適当なタクシーを捕まえて、運転手へと目的地の名を言った。
ブレザー「ホテル・ウメスへ」
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