過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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31:1[saga]
2013/06/08(土) 09:34:51.60 ID:rjQebztw0

大佐「その様子では、件の魔法少女殺しの下手人じゃぁなさそうだ」
杏子「……成程。見なれない魔法少女がぞろぞろ現れたから何事かと思えば」
杏子「犯人捜しをしに来たって訳だ」
大佐「そんな所だよ。……警戒させて悪かった。君は見滝原の魔法少女か?」
杏子「うんにゃ。隣の風見野のだよ。コッチに来てるのは野暮用だ」

まるで、さっきまでの殺伐とした空気が嘘だったように、
世間話のような調子で、二人は話し始めた。

互いにとって、敵では無いらしいという事を認識した為だ。
杏子は、この場で戦えば自分が負けるなどとは微塵も思ってはいなかったが、
それはどうも相手もまた同様であったであろうと察していた。

しかし意味の無い殺し合いを好んでやる趣味は二人共に無い様子でもあった。

大佐「……君のツレを、ずっと外に待たせておいても悪いだろう」
大佐「呼んでくれないか。二人ともに、飲みモノでも奢ろう」
大佐「少し、話をしようじゃあないか」

杏子「……まぁタダで飲み食いするのは歓迎だ。ゆま!」
ゆま「キョーコ!大丈夫だった?」

杏子に呼ばれて、
魔法少女姿のゆまはぱたぱたと部屋へと駆けこんで来て、杏子へと抱きついた。

杏子がゆまの頭を撫でるのを見つつ、“大佐”は小さく聞こえないぐらいの溜息を吐いた。
そして杏子へと悪戯めいた笑みを向けた。



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