過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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50:1[saga]
2013/06/09(日) 05:12:13.10 ID:ftk6/yPB0
キリカ「つまりなんだい、織莉子。その新しい敵に、キミは私が遅れを取りかねない……」
キリコ「そういうことなのかい?」
キリカは唇を蛸のように突き出して、ブーブーと不満げな様子だった。
キリカは織莉子が自分を心配してくれているらしい事には、とてつもない喜びを覚えていたが、
しかしそれと同時に、自分が織莉子が任せてくれた仕事を果たす事が出来ないと思われるのは心外だと感じていた。
――自分の、織莉子に対する無限の愛を疑われているようにも感じられるからだ。
無限の愛は無限に無敵だ。ならば如何なる務めも果たせよう。
果たせないとすれば、それは愛が足りていないのだ。
織莉子は駄駄を捏ねるキリカの頬をむにゅりと掴むと、
教師が子どもをメッと叱る様な表情を作り、諭す様に言った。
織莉子「私はキリカの力を疑ってなんかいないわ」
織莉子「でもねキリカ、貴女を不必要な危険にさらす事だけは、私には決して出来ない」
織莉子「私はねキリカ」
織莉子は、万感の思いを込めて言った。
織莉子「貴女がいないと生きて行けないの」
キリカ「――」
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