過去ログ - 暁美ほむらと、もう一人の時間遡行者
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 23:41:34.61 ID:VMzffExAO

「最後に、一つだけ」

「なんだい?」

「あなたはまどかを殺そうとは思わないの?」


選択肢として、思い付かないものではない。

それどころか、筆頭として挙げられてもおかしくない。
もしそうなら……。


「その事なら、心配しないで。もし僕が鹿目まどかを殺せば、君はまた時を遡るだろう。それではただ繰り返すだけになってしまう。だから鹿目まどかの殺害は絶対にないよ」


シロの表情は、嘘をついてる様ではない。


「そう」


一先ずそれを聞けただけで良かった。
仲間とはいかないが、協力関係位には信じてやっていける。


表情には出さなかったが、新たな手札が加わって私は微かに高揚していたた。
ワルプルギスの夜を越えられるという希望が湧いてくる。


「僕は、ワルプルギスの夜が来るまで大人しくしているよ」

「そうね、それがいいわ」


少女達を救うのには、前に成功しているのだから新たな不安材料を織り込む必要はない。

ただ、いつか紹介する必要はありそうだけれど。





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