過去ログ - 暁美ほむらと、もう一人の時間遡行者
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:22:31.85 ID:KU+0TEgAO

「さてと、私は急ぐから先行くわ!選ぶの手伝ってくれてありがとー!」


さやかはお見舞いの袋を振って、とんでもない速さで走り去っていった。
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:24:50.17 ID:KU+0TEgAO

現れたそれは、興味深そうに私を見ていた。
人形の様な深紅の瞳が、全てを知る私にはおぞましいとしか思えない。


以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:26:28.60 ID:KU+0TEgAO

「君ほど恐ろしい魔法少女に出会ったのは初めてだ。ましてや真実を知っていて、それだけの闇を抱えて尚魔女になっていないなんて、驚嘆に値するよ」

「感情のないあなたには理解できないのでしょうね。私の覚悟も、あの子の優しさも」

以下略



72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:27:50.59 ID:KU+0TEgAO

side:美樹さやか


後で怒られる覚悟で、廊下は走らないというルールを破り、私は恭介の病室に駆け込んだ。
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:29:09.96 ID:KU+0TEgAO

不思議そうに見詰めてくる恭介に、私は笑って誤魔化す事にした。


「な、何でもないよー。そうだ、今日私達のクラスに転校生が来てさ、それで放課後まどかと一緒に買い物してたんだ!」
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:31:50.55 ID:KU+0TEgAO

「どうしたの、さやか?」


クスクス笑う恭介に更に顔が熱くなるのを感じながら、覚悟を決めて話し出す。
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:34:13.61 ID:KU+0TEgAO

「……」

「恭介?」

以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:35:04.63 ID:KU+0TEgAO

何処のお店かなー、なんて考えてみたけど、直ぐに恭介は首を横に振った。


「ダメじゃないよ。さやかの手作り、楽しみにしてるから」
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:36:06.23 ID:KU+0TEgAO

病室の扉を閉めてから、もう一つ伝え忘れてた事に気付いた。

ドアを少し開いて、中を覗き込む様に顔を半分だけ出す。

以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:37:35.92 ID:KU+0TEgAO

side:暁美ほむら


家に帰った私を待っていたのは、何やら怯えた様子のシロだった。
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 23:39:39.74 ID:KU+0TEgAO

「それで、新米だと思わせて協力を申し込むのには成功したみたいだけど、どうやってワルプルギスの夜について説明するんだい?」


話を逸らす様に捲し立てるシロ。
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